いまや異常気象に関する報道は毎日のことのようになりました。それほどに進む環境破壊を少しでも食い止め、次の世代によりより社会を残したいという思いで私達は活動しています。そして、広がる経済格差。国家間、都市と地方、個人間それぞれの格差は加速的に広がっています。
地域電力は、それらの問題を解決する有望なの手段のひとつです。地域電力として太陽光発電所を運営することで、温室効果ガスの排出を削減できます。また、従来型の電気を購入し使用する場合、地域外の会社に電気料金を支払い、その会社は海外に燃料費を支払います。結果、地域から継続的に富が流出します。一方、地域内で発電しその電気を利用すれば、地域の経済を循環させることができます。
地域で発電する方法の一つが、屋根置型の太陽光発電や農地上の太陽光発電(ソーラーシェアリング)です。市民が少しずつのお金を出し合い、福祉施設や学校、病院等の公共施設に太陽光発電所を設置、運営することで、環境保全や地域経済の活性化のみならず、災害に対する耐性も向上します。
